おひとりさま備忘録

とりとめのない日常のぼやき

言い方

今の病院に行き始めた頃、次は何ヶ月後と言われると、そのくらいに行くというだけで他は何も考えてなかった。ある医師に血圧を聞かれた。血圧計も持ってないし、それまで測るように言われたことはなかった。「そんなのは常識!ぎゃんぎゃん!」と鬼の形相で言われた。次に行ったときに、その医師は嫌だと窓口でお願いした。

それから気付いたのが、医師の診察日や診察時間が公開されているので、希望の医師がいるならば受付で頼んでも良いし、前回と同じ医師がいる日、時間に行けば、ほぼ同じにしてもらえる。

ここ数年、同じ先生に診てもらっている。この先生、非常に癒し系で上からものを言うこともないし、とにかくまた会いたくなる人。診察の際に血圧を測ってくれる。だから好きなのではないけど。

3か月分処方が限度だったので、続きの分は家の方にある病院で出してもらったけれど、そこの先生は「一日一度は必ず血圧測ってね、薬を減らせることもあるから」と少し脅し気味に言った。血圧計は買ったけれど、以前手術の前後に使い、普段は測る習慣がまだ…。でもその日を境に毎日測定、記録をすることにした。

何度か薬局でもらって数日で存在すら忘れた血圧ノート。これをアプリに変えた。朝起きて直ぐにスマホいじるし、朝食後にはお薬ノートというアプリも使っているからついでに。

今日、癒しの先生に「やっと測るようになりました」と、3か月分の表を見せたら「ありがとう!これは助かるわ。」と言ってくれた。

わかってる。先生のためじゃなく自分のためなのだけれど、言い方ひとつで患者も意識が変わる。