おひとりさま備忘録

とりとめのない日常のぼやき

手ぬぐいのススメ

むっかーし銀行の粗品でもらった物と、いつもらったのか記憶すらない学校記念品の手ぬぐいと2枚ありますが稀にアイロンのあて布に使う程度なのでなかなか長持ちしています。

この数年入梅からきちんと秋を実感するまでの期間キッチンではペーパータオルを使ってました。(コロナ騒動もありましたし)今年も使うとは思うのですが何せいろいろ値上がりしてきているので少しでも抑えたい。

ふと、そういえば手ぬぐいがある!と思い出しキッチンの手拭きを手ぬぐいにしてみました。

いやはや素晴らしい!乾くのが早い!!お風呂上がりの全身を拭くのはフカフカタオルが良いけれど、こまめに手洗いするキッチンでは手ぬぐいを使ってみることに。

とりあえずもうちょっと欲しいので通販にて購入。

その直後に思い出した〜

何十年寝かしてたんだ?という浴衣用の反物がありましたので、こちらも手ぬぐい用に裁断しました。

浴衣の生地は手ぬぐいとして売られているものより良いものらしいのですが、切ってしまえば手ぬぐいです。万が一にも浴衣にするならこの柄では…だし。

一反そのままあったので一枚を90cmほどで裁断。次は切ったものを合わせて裁断を繰り返しようやく全て切り終えた。

白い生地に柄がはいったもので端に多少黄ばみがあったからワイドハイターでつけ置きしたので黄ばみも無くなり、よく濯いでから次はネットに入れて洗濯機で2度程洗いようやく干した。

ほつれは揃えるように切ったけれどこの先何度も使って洗うを繰り返し育てないとフリンジは出来上がりそうにない。

通販サイトのレビューで【ほつれ】について悪評を書いている人を見かけましたが本来手ぬぐいは切りっぱなしということを知らないのでしょう。ショップによっては切りっぱなしと、ほつれないよう処理したものと選べる場合がありますが、切りっぱなしだからこそ乾き易く雑菌が増えにくいというメリットがあるのだそうです。

沢山できた手ぬぐいと買ってしまった可愛い手ぬぐいをセットで子どもに分けてあげることにしました。若いうちはこの良さが分からないかもしれないけど…

調べてみるとタオルをやめて手ぬぐいだけにしている人もいらっしゃるようです。お風呂上がりも2枚あればなんとかなるらしい。(ロングヘアはやっぱりタオルが良いと思いますけど)

旅行に持って行くにもタオルのように嵩張らないし最悪一枚でも絞れば使える。

壁に飾るような素敵な絵や柄のものもありますが貰ったまま眠ってるとか、そんな手ぬぐいをお持ちでしたら是非これからのシーズンに使うことをお勧めしたいです。

手ぬぐいの長さは90cm程が一般的なようですが、これを半分に切るとハンカチにもなるそうです。

使うほど柔らかくなります。そしてたぶんタオルより長持ちすると思います。

(メモ)反物2反分の長さを1疋という。 並幅(約36cm)で,長さは22m前後。 1疋でおとな用の着物と羽織を対(つい)にして仕立てることが多い。