おひとりさま備忘録

とりとめのない日常のぼやき

岩茶(がんちゃ)

最近、数種類あるうちの二種類の茶葉がなくなった。買わねば。

中国茶をいただけるカフェなどそうそう無い。「中国茶」と検索するとタピオカの店がヒットする。それ違うし!お茶を飲むために出かけるのも面倒だし、出かけたついでに行ってみようか検討してはみるものの、お茶を飲むついでの+アルファが無いと行く気になれない。とか書いてるけれど途中下車も面倒なのに路線を変えて乗り継ぎして~となると、そうそう行く気になれない。

あ、中華街に行きたかったんだ。この緊急事態宣言の最中、千葉県から都内を跨いで中華街に?行けるわけねーだろ!だいぶ前から近くのスーパー銭湯すら自粛しているっていうのに。

ならば自宅で飲むしかない。んで、ラインナップからあーでもないこーでもないと品定め。茶葉の説明が書いてあるのを見ても飲んでみなきゃわかんないし。

中国茶専門店へ行った時に『当店のお客様の大半は最終的には岩茶にたどり着きます。』と聞いたのを思い出した。

この前初めて購入した武夷岩茶大紅袍(ブイガンチャ ダイコウホウ)は確かに深みがあった。深いイコール濃いとか苦味とは違う。残念ながら説明文みたいな文言はわたしから出てこないし、購入者の感想にあった「甘み」も分からなかった。自分の味覚では感じられないのだと悲しくなったりした。

苦くないイコール甘い?違うよなぁ。甘いっていうのは、甘いんだよね。飲んでるうちに確かに身体があったまってくるのがわかった。唐辛子を摂取したのとは違うそのぽかぽかに感動した。

それで良いらしい、風味より身体が感じるお茶らしい。

岩茶にもいろいろあるんだけど、何故それを選んだかというと単純に皇帝が飲んだ武夷岩茶大紅袍からにしておくべきかと(笑)皇帝だってプーアル茶も飲んだであろうけど、それはどうでも良い。

福建省北部、武夷山世界遺産にもなってるんだって。へぇ。で、樹齢300年を超える木は4本しかないそうで、なので庶民のわたしが買えるのは、この4本から枝分けした孫や曾孫…にあたる子孫の木から作られたものらしい。

本当に武夷岩茶大紅袍なの?なんか混ぜてないわよね?とか。

オークションに出された20グラムで287万円するとかいうレベルのものは『死ぬまでにしたい100のこと』に書いたところで飲めないであろうけど。

半額でも飲めない。99%オフでも飲めない。ワハハハッ!

庶民なので普通に売られている武夷岩茶大紅袍ですら(お店にもよるけど、20gで2000円とか)安いとは思えないけど、でもたまにはねぇ。

一回に5g程(単純計算だと5g500円たかっ)使うので20gなら4回分。蓋碗に5g入れたら何煎か飲める。でも凍頂烏龍茶などはもっとコスパがイイ。まあ種類も収穫量も違うから比べではいけないんだろうけど。 

で、大紅袍と一緒に購入したのは、白鶏冠(はくけいかん)という四大岩茶の一つ。こちらも美味しくいただいた。

では、次は~ってことで水金亀(すいきんき)と鉄羅漢(てつらかん)を飲むと四大岩茶を飲んだことあるよ~になるのですが、水金亀がいつものショップで品切れで他のお店でも良いのだけれど、送料のことを考えると・・・

で、鉄羅漢を購入してみることにした。

そしたら、鉄羅漢が二種類(金額が違う)あったので、じゃあ両方購入してみようとカートに入れて購入。

数日後、お茶が届いた。すごーく楽しみにしていたけれど忙しくて夜遅くなるまで箱を開封できなかった。で、寝る前にガサゴソして頭をぶん殴られたような思いをする。

 

鉄羅漢を二種類ではなく、羅漢観音が届いてる。

お店の間違いかと思ったけれど、注文確認メールもこなかったので購入ポチをした後は届くまで確認でいなかった。

鉄・・間違いかよ、とほほ。

中国茶の飲み始めは鉄観音からはまったんだけど、いつしかお腹をこわすようになって買わなくなったんだ。まだ未開封鉄観音があるっていうのに(恐る恐る飲むので在庫カウントしていない)どーすんだよ――――!!!

しかも鉄観音の方が高い。ひえぇ~

とりあえず、在庫の鉄観音を飲んでしまわないとコレを開封するわけにはいかないので、岩茶は遠のいた。