おひとりさま備忘録

とりとめのない日常のぼやき

家紋

忘れた頃に思い出す。

家紋の意味を後で調べようと思った後、恒例の!直ぐ忘れる。

お仏壇にも墓石にも入っているので見る機会は多いのに見過ぎで麻痺したのかも。

わかったことは、嫁ぎ先の家紋は囲いの中に漢字一文字。そしてこの漢字と氏は関係無い。更に!普通に読めない!これを解読するのにかなり時間を要しました。

なぜこの家紋なのか、親戚全員に聞いて回るのは容易ではないので、とにかく読めたってことで良しとしよう。

そして実家。少し前に祖父母のお墓参りをした際、家紋を調べようと思って撮影してきまして…

花だってことは分かってた。それが家紋というものだと考えもしない幼少の頃から、お墓には花のマークがあると認識してました。

でも親とか親戚から家紋について教えられた記憶はなく(聞いたのに覚えてないのではなく、これは本当に聞いて無いんだってば!)

撮影した際『桜かぁ、ふむふむ、日本人らしいな。』と勝手に納得していました。

その後思い出し調べたら、いろんな家紋を並べているサイトを幾つか見たけれど、どうやら桜ではない。じゃあ何の花?

葵、菊、桐、梅、桔梗、かたばみ、などは頭に浮かぶけれど、参照してもどれも違う。

桜のようで花びらの形がちっがーう!!

桜 ↓

もう遅いから寝ないと…いやぁ調べ出した時に探さないとまた忘れるし。まあ思い出さなくても問題ないけれど、思い出した時に後悔するし。というか、知らないまま死ぬかも…とか。

と、寝る間も惜しんで家紋探しw

ちなみに、初っ端 iPhoneで画像検索をしても見つけられなかった。

それからどのくらい時間が過ぎたことか…

【唐花】という模様の花だと判明しました。

一見、桜だと思っても仕方ない。でしょう?

唐花とは、中国から伝わった文様のひとつで、特定の花を表したのではなく牡丹の花のような唐風の花全般を唐花と呼びます。 唐風の花や、牡丹、蓮花、空想の花など様々な植物を合成してモチーフにした文様が見られます。 唐花とは、平安時代より和風にアレンジされて公家の衣装や調度品など染織品などにも多く使われてきました。

と、何処かで見た。

牡丹の花のような?牡丹紋ならカッコいいのに〜

桜でも梅でもなくて実在しない花って…

梅 ↓

似ているようで違います。 このように、少しの差で違う花だなんて…誰が決めたんだー!!

ご先祖様には申し訳ないけれど何の花か分かってちょっとがっかりした。

国土の狭い日本、継承者がいないとか、いるけれど負担をさせたくないとか、理由は様々ですが墓石のあるお墓も減ってくるかもしれません。

そうなると、いつの日か家紋を見かけることもそうそう無くなるのかも。