昨日帰宅時のこと。我が家の玄関は人が近くと照明がつく設定にしてある。玄関ドア前に立ち、だんだん周りが明るくなると左側の外壁部分に何かいた。
それが何かははっきりわからないのだけど、昔あっちに住んでいた頃見たことがあるような無いような…
さっさと家の中に入り、奥から殺虫剤を持ってきた。わたしの頭が出るか出ないかほどのドアを開けて、さっきの方向にシューっ!と同時に落ちた音、その直後に走る音。これはアイツに違いな〜い!
ドアを閉め、しばらくドア下部を見つめた。わずかな隙間から入ってくる様子は無いけれど怖くてたまらなかった。それからお風呂に入り、ご飯を食べて寝る頃にはわたしはヤツのことを忘れていた。
今朝、ゴミ出しの準備をしているときに思い出した。ゴミの袋を閉じずにホウキを持って外に出たら…
ひっくり返ったヤツがいた〜
ホウキで突くと動く。でもひっくり返ったまま、これこそ虫の息。それをまたひっくり返し、ソイツがヤツなのか確かめたかった。
ゴキを見ることが少ない田舎の人は、ゲンゴロウとゴキの区別がつかないと聞いたことがある。ゲンゴロウって…図鑑でしか見たことないけど似てるの?
とりあえず、コイツがゲンゴロウなのか、ゴキなのか?わからなかった。ここに住んでからゴキを見たのは、出かけたときに乗った西武線の中だけだし〜
小さくない、大きくない。記憶にあるヤツとは違うような…でもヤツの仲間に違いないと判断。そろっとゴミ袋に入れて袋を閉じて集積所に出してきた。
小学生の頃、真夏に空飛ぶ黒い物体が飛来し、友達の背中に着地。その場は一瞬にして地獄絵図と化した記憶が蘇る。
足の多いヤツも頻繁に出没するので、玄関ドアの下部隙間には虫除けの粉を撒いてある。都会でも田舎でも害虫はいる。ここに住んでゴキは本当に見なくなった。でも蛾が大きい。毛虫も多い。ンコに止まる銀蠅なんか初めて見たし〜ギャグかと思って凝視しちゃったわ。
しばらくは玄関に殺虫剤を備えておこうと思った。