おひとりさま備忘録

とりとめのない日常のぼやき

ゴボッ

排水マスの掃除の話。

コレ、以前住んでいた家にもあったのだろうけれど10年以上住んでも排水マスの掃除など聞いたことも無ければしたことも無かった。一度だけ、洗面台の下から水が漏れて業者を呼んだら『交換部品の手持ちがない。』と言われ、分解した部品をホームセンターに持って行って同じものを購入し自分で直したことがある。

玄関付近に設置されている小さなマンホール。定期的に掃除をするように家の点検の時に言われた。早ければ1ヶ月おき、忘れても3ヶ月放置はしていないと思う。たぶん。

今朝食器を洗っていたときのこと、キッチンの排水から『ゴボッ』と音がした。音がするときは排水マスにスライム状のものが溜まってきてる合図。これは雑菌のかたまりらしい。教えてもらった掃除方法はホースの水圧でスライム状のものを散らして流すと聞いた。一ヶ月おきだと、ほぼ異物は無い。ならば二ヶ月おきにすれば良いのだけれど、つい忘れる。スケジュールに登録?やだー。定期的に行く病院とか、自治会の用とか排水マスの掃除とか、そんなもの入れたくなーい!

ぐるぐるホースを引っ張り出し、マイナスドライバーでマンホールの蓋を開けて水圧で流す。水を流すことは1分もかからないと思うけど、ホースを引っ張り出して、使用後ぐるぐるとしまうのが非常にめんどくさい。ある時、通販で伸縮するホースを見つけたけれど買い替えした後だった。

10メートルのぐるぐるホース、排水マスまでギリギリの長さだった。買い替えのとき、20メートルのものを購入したら長すぎて無駄だと気付きホースを切った。

この作業があることを前もって知っていたら、庭の水道の場所をもうちょっと考えたのに。この前、点検のときに聞いたら住む市区町村によって排水の方法が違うらしい。スライムを10年も放置したらエラいことになるだろうし、そもそもなぜ流れた雑菌がスライム状になるのか?ずっと気になっていながら、定期掃除を済ませるとまた忘れていた。

真冬になると外付けの水道は不凍水栓になっているので切り替えておけば水は出るけれど、ホースの中に残った水が凍り使えない事態となる。なんてこった!と思うけど、昔は水を出しっぱなしにしていたらしい。

真冬の間は使いたい日、使いたい時間にホース内の水が凍って使えなかったりする。お昼まで待てば溶けて使えるようになるから待つ。これしか知らない人はこれを不便だとは思わないのだろう。