おひとりさま備忘録

とりとめのない日常のぼやき

お墓まいり

ドトールとエッソの組み合わせは便利。コーヒーを買ったらガソリンの割引クーポンをくれる。うちの方よりリッター当たり10円も安い。田舎は物価が高い。安いのは直売所の野菜くらい。

お寺に到着して本堂へご挨拶。引っ越しする前、夏にはドトールセットを差し上げて喜ばれていましたが、今の家からお寺に直行するとなかなかドトールの近くを通らない。とても喜んでくださったので、来夏もアイスコーヒーのセットにしようと思った。

本堂とはいっても玄関先でご挨拶して、御塔婆代とお布施を渡したらいつもは直ぐにお墓に行くのだけど今日は話し込んでしまった。災害の影響で野菜が高騰していて…私の話題になったらしい。私の住んでいる地域は半自給自足的な家が多いから買って暮らす私は大変だろうと。

美味しい魚を扱う魚屋もあるから、こっちに引っ越してきたら〜?とか。少し前から考えていたけれど本気で引っ越ししたいと思った。でも今は新しい職に就いたばかりだから早くても1年以上先になるのかなあ。

話し込んでお茶までいただき、お墓に行ったらポツっと雨が降ってきた。本降りにはならず、少しだけ気温が下がって…お墓で眠る夫のおかげかもしれないと思った。

お盆になると親戚や会社の人が沢山お墓まいりに来てくれる。引っ越し前は毎日行って仏花の手入れをした。今はなぜしないのか、どうして遠くに引っ越したのか。簡潔に書けない。とにかく、未だに沢山の人が来てくれるから私はお花は用意しない。お掃除してお線香を上げるだけ。

いつだっか、夫が話しかけてきたような声を一度だけ聞いた気がしたけれど、それ以来もうない。死んだら火葬されて埋葬されて、残された者だけがいつまでも悲しんだり囚われたり…

いつもは日帰りだけど、心身ともに余裕を持ちたくてそうしなかった。ふと選んだホテルが良かったのも、なんだかんだ大渋滞や事故に遭わなかったのも、買い物に寄れたのも、みーんな夫がそうしてくれたのかもしれないと思った。

夫が亡くなって数ヶ月…あるとき駅ビルの片隅にいる占い師にみてもらったことがある。信仰するものもなくて親も無理を言うし、何かに導いて欲しくて立ち寄った。

手相を見てもらったら神秘十字線があると言われた。それから、数代前の徳のあるご先祖さまに守られていると言われた。こどもの頃からお墓まいりが好きだった。自分に特殊能力があるとはさっぱり思えないけど、お墓に行くと守られているような気がした。

こっちに住んでからは、おばあちゃんのお墓まいりは2回行ったかな?夫のお墓と方向が違って同日に行くのはキツい。

お盆開けにまた行きたいけれど…どうかなあ。現実的な話、交通費もかかるしお彼岸もあるし…

とにかく良い2日間だった。お寺で話をできたのも良かったし、いつも自分を否定ばかりしているけれど、今こうあることは先につながると考えることにしようと思えた。